若松淳也さんは福岡県糸島市で若松農園と直営店「デザートアンドライフ リタ」を経営しており、自然農法で様々な作物を栽培しています。東京でのサラリーマン生活を終え、農家を志して移住した彼は、糸島の豊かな自然と文化を人々に伝えたいと考えています。彼の活動は食を通じて幸せを広げることに焦点を当てており、地元の自然資源を活かした商品や体験プログラムを提供しています。自然との調和を大切にし、地域社会に貢献することを大切にしています。
若松淳也さんは、「山谷青空」の“語り部”であり、福岡県糸島市にある「ワカマツファーム」と直営店「デザートアンドライフ リタ」を経営しています。かつて東京でサラリーマンとして働いていましたが、農業の道に転身し、糸島へ移住しました。自然農法を用いて様々な作物を栽培する若松さんは、糸島での暮らしで感じた自然とのつながり、そして地域の豊かな自然と文化を人々に伝えたいと考えています。
東京からの移住と「幸せの輪を紡ぐ場所」の創設
訪れた際、福岡中心部から唐津までをつなぐJR筑肥線の福地駅で若松農園を訪れました。糸島は牡蠣の産地として知られており、有名なファッジ漁港では新鮮な牡蠣を味わうことができます。糸島の住宅街に位置する「Rita, Desserts and Creatures」は、若松農園の農産物の加工品を販売する直営店で、人と人を繋ぐカフェも併設しています。
東京での航空機整備会社勤務から農業へ転身した若松さんは、2001年の米国同時多発テロや2011年の東日本大震災、そして自身の病気を経験し、環境や人に貢献する仕事をしたいと考えるようになりました。友人の勧めもあり、糸島での農業生活を始める決意をしました。