京都国立博物館で開催されている特別展「セロシュの伝説」では、雪舟の国宝6点が展示されており、彼が日本美術史で最も重要な人物の一人として認められています。展覧会は、彼の作品を多数展示し、彼の後継者や影響を受けた画家たちの作品も紹介しています。特別ガイドによると、雪舟の作品評価や役割に焦点を当て、その真髄を紹介しています。展示会の期間は4月13日から5月26日までで、入場料は通常1800円です。展覧会の公式サイトで詳細を確認できます。
国宝6点が展示されています。ただし、これは「『セラン展』ではない」と主張する展覧会の見どころガイド。
雪舟は日本美術史において最も重要な人物の一人として広く認められています。日本画家で唯一国宝に6点指定されており、日本美術界で最も高い評価を受けている重要人物であることは間違いありません。
雪の週間に指定された国宝6点を鑑賞できる貴重な機会。こちらは4月13日(土)から京都国立博物館で開催されている特別展「セロシュの伝説」。
本展では、国宝6点すべてを含む雪舟の重要な作品を多数展示し、特別編としてあらゆる角度から紹介する雪舟作品の魅力と見どころ、そしてその真髄を間近でご覧いただけます。
[重要文化遺產]「四季の風景と春の風景」
一方、本展では、雪舟の作品を簡単に紹介するだけでなく、雪舟が近世においてどのように「画の巨匠」として評価され、その後の画家たちにどのように受け入れられ、影響を受けてきたのかについても解説します。
雪舟の後継者である雲谷派、長谷川派、狩野派の作品を紹介するほか、江戸時代の絵画を代表する人物、伊藤若池、曾我蕭白ら多くの絵師の姿を明らかにする展覧会だという。日本美術史における雪舟の重要な役割を詳述する。
[重要文化遺產]『四季花鳥図屏風』(右絵・一部)
伊藤若池「竹梅に二羽鶴」
※今回の特集に掲載されている作品は、特に断りのない限り、年間を通して展示されている作品です。
【活動概要】
期間/第1弾:4月13日(土)~5月6日(月)・祝、第2弾:5月8日(水)~5月26日(日) ※表示内容は変更となる場合がございます
開館時間:9:00~17:30(入場は閉館の30分前まで)
月曜定休 ※4月29日(月)は祝日の場合営業、5月6日(月)は祝日の場合営業、5月7日(火)は休業。
入場料/通常1,800円
場所:「京都国立博物館 平成知新館」京都市東山郡茶屋町527
お問い合わせ/電話:075-525-2473(テレホンサービス)
展覧会公式サイト/
※この記事は『サライ』2024年5月号より転載しています。