1803年に創業された老舗洋菓子店「亀屋良長」が新しいレシピ本『小豆デザートの本 京菓子「亀屋吉長」』を出版した。この本にはあんこを使ったデザートのレシピが掲載されており、秘密の商品から現代風のヒット商品まで様々なお菓子の作り方が紹介されている。また、本書にはあんこの作り方や他の和洋コラボスイーツのレシピも含まれている。『亀屋吉長』の人気商品や新しいデザートのアイデアを求める人にとって価値のある本だ。
文/鈴木拓也
1803年創業。以来、2世紀以上にわたり京都の洋菓子店の看板を守り続ける「亀屋良長」。
この有名店が最近『小豆デザートの本 京菓子「亀屋吉長」』(文化出版社)を出版した。
本書は、あんこをたっぷり使ったデザートレシピ集です。本書では、長らく秘密にされてきた看板商品から21世紀のヒット商品まで、さまざまなお菓子の作り方を解説します。今回はいくつかのレシピをご紹介します。
亀屋良長の「あんこ」
亀屋良長の菓子作りは、最も基本となる材料であるあんこから始まります。この本には、小豆餡、小豆餡、白餡の3種類の餡子が掲載されています。それらにはすべて詳細な製造手順が記載されています。次に、あんこの作り方を紹介します(本書では工程ごとに写真が添付されているので、ここでは省略します)。
【材料(約750グラム)】
・小豆…250g
・てんさい糖…220g
[怎麼做]
・小豆を炊きます(約25分)
1. ボウルに小豆と水を入れ、軽く洗って豆の汚れを落とし、水を切ります。
2.鍋に豆を入れ、水を豆の上2cmくらいまで加えて火にかけます。
3. 沸騰したら弱火にし、豆を跳ねさせないように約3分間煮て、水200mlを加えます。
4. 再沸騰したら水400mlを加えて弱…