本日の逸品は小島屋と折原スタイルのコラボレーションで製作された梧州藍刺し子ハンチング・帽子です。帽子は深みのあるブルーのストライプが特徴であり、丈夫な刺し子生地が使用されています。小島屋は藍刺し子織剣道着の国内シェア約70%を誇り、折原久氏が帽子デザイナー兼職人として製作に携わっています。梧州藍染めの染色方法であるハンク染めにより、糸1本1本にインディゴを染み込ませ、手作業で繰り返される作業によって独特の青筋模様が生まれます。帽子のデザインは誰でも着用可能であり、カジュアルかつスタイリッシュな印象を与えます。価格は11,000円(消費税込)で、サイドのストラップによりサイズ調整も可能です。

写真左から:帽子、ハンチング帽
深みのあるブルーのストライプが入った丈夫な刺し子生地を使用した帽子です。
埼玉県羽生市で生産される藍刺子織剣道着の国内シェアは約70%。 小島屋は、明治5年創業の染織工場で、かつて武州と呼ばれた地域に伝わる武州藍染めの技法を用いて丈夫な刺し子生地を生産しています。帽子デザイナー兼職人の折原久氏が手がける刺し子生地の帽子ブランド「折原スタイル」。
梧州藍染めは「青島」と呼ばれる自然な縞模様が特徴です。染色方法は「ハンク染め」で、糸1本1本にインディゴをたっぷりと染み込ませています。糸(かせ)を染料に浸し、絞る、解くという作業を手作業で繰り返し、芯まで染め上げます。何度も染めていくと糸のインディゴの色が変わり、不均一な青筋が現れます。
『藍は使い込むほどに色が薄くなり、縞模様が濃く変化していくのが魅力のひとつです。コジマハウスの英幸社長は「風合いの変化を楽しめる時期になった。耐久性もあり長く使える」と話す。
どれもどなたでも着用できるデザインとなっております。ひさし状のブリムは5.5cmと短く、顔とのバランスも絶妙です。オーソドックスな形なのでシーンを選ばずお使いいただける帽子です。カジュアルながらも、インディゴの濃淡と刺し子の模様がダイナミックな印象で、スタイリッシュな大人の装いにぴったりです。

写真=狩り
サイドのストラップでサイズ調整可能です。深めの丸みのあるシルエットはシャツやジャケットとの相性も抜群です。
【本日の逸品】
梧州藍刺し子ハンチング・帽子
小島屋×折原style
11,000円(消費税込)