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退職後に自分でビジネスを始める人が増えており、それには経験や人脈を活かして社会に貢献することが重要。自分の能力を最大限に活かし、収入源を確保することも可能。『退職心理学 退職後を幸せに生きる』から得られる新しいアイデアや、コンサルタントや起業を考える際のポイントを共有。アメリカでは55-64歳の人々が新規ビジネスを開業する割合が高く、将来的には日本でも退職後の独立が一般的になるかもしれない。自分にできることを考え、新たな挑戦に備えよう。
自分でビジネスを始める退職者が増加しています。退職を考えている方は、これまでの経験や人脈を活かして社会に貢献することを検討してみてはいかがでしょうか。
独立して働くことで新たな目的を見つけ、収入源としても活用できます。挑戦してみる価値はあります。
ここでは、米国カリフォルニア州立大学心理学教授ケネス・S・シュルツ氏の『退職心理学 退職後を幸せに生きる』(日経ナショナル ジオグラフィック社)を参考に、退職後を充実させるためのアイデアを紹介します。
■1:コンサルタントになる
専門知識を活かしてコンサルタントとしてアドバイスを提供することができます。
自身の経験と知識を活用し、セミリタイアをしながら精神的にも刺激を受けることができます。特別な資格は必要ありませんが、経験や知識を活かしてニッチな分野を見つけることが重要です。
フリーランスとして働く予定の場合は自己マーケティングが必要です。また、人材発掘・派遣会社を活用する方法もあります。
■2:独立・起業家
中小企業を経営することも選択肢の一つです。長期的な資金計画や必要なスキルの習得が重要です。
失敗のリスクを考えつつ、既存のスキルを活かしてビジネスを始めましょう。コミュニティカレッジやクラスへの参加も有益です。
このように、退職後に新たな挑戦を考える際には自己分析や準備が重要です。将来的には、日本でも退職後の独立が現実的な選択肢となるかもしれません。
脚本:牧正治